公式の手順通りに進めると問題なくEC2の起動までできました。
AWS公式ナレッジ
ただ、当該インスタンスをWebサーバとして使用しインターネット上にWebサイトを公開している場合は、公式の手順に加えて下記の手順も必要なのでメモ書きを残します。
目次
セキュリティグループ(FWルール)の作成
■概要
最初はインバウンドルールがSSHしか許可されていないので
公開しているWebサイトに応じてHTTP/HTTPSを追加する。
起動したインスタンスを選択して、セキュリティグループの右にある文字列をクリック。
先ほどと同じ文字列をクリック。
「インバウンドルールの編集」をクリック。
「ルールを追加する」をクリックして、必要なタイプ(HTTPやHTTPSなど)とソース(接続元IPを制限しない場合はo.o.o.o/o)を入力して「ルールを追加する」を押下。
Elastic IP(固定IP)の取得及びインスタンスへの関連付け
■概要
EC2への移行によりグローバルIPが変わるので。
固定グローバルIPを取得してインスタンスへ関連付ける。
左側のメニューから「Elastic IP」をクリックして「Elastic IPアドレスの割り当て」を押下。
選択肢はデフォルトのままで「割り当て」を押下。
これでAWSで使えるグローバルIPが貰える。
※Elastic IPはインスタンスへ関連付けをしていないと料金が請求されるという仕様らしい。
AWS公式ナレッジ
画面に表示されている「このElastic IPを関連付ける」を押下。
公式の手順で立ち上げたインスタンスを選択して「関連付ける」を押下。
インスタンスの状態を見てみるとElastic IPが振られている事が分かる。
Route 53(AWS上のDNS)の修正
■概要
これまでの手順でサーバのIPアドレスが変更されたので自分のドメインのDNSレコードを修正する。
左上部のサービスから「Route 53」を入力 or 表示されている「Route 53」を選択。
「ホストゾーン」をクリック。
自分のドメインをクリック。
自分のドメインのタイプが「A」の行にチェックを入れ、画面右のレコードセットの編集にて「値」のIPアドレスを先程の手順で取得したElastic IPに修正する。修正が完了したら「レコードセット」の保存を押下。
自端末から「nslookup 自分のドメイン」等を打ち、変更の反映を確認する。私の場合はnslookupなどで即時反映が確認できた。
移行前データ(Lightsail)の削除
■概要
Lightsailのリソースを使いっぱなしだと料金が請求され続けるので移行前のデータは削除します。下記参照
AWS公式ナレッジ
スクショを取り忘れましたが、使用していたインスタンス、静的IP、スナップショットを削除してください。移行時のデータはAWS上にAMI(マシンイメージ)が保存されているので、そこからいつでも復元できます。
Lightsailのそれぞれのタブで何も持ってませんよーと表示されていたらデータが消えています。